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【本・読書】賢者の書(喜多川 泰 著)~物語調の自己啓発本から学んだこと~

こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!

 

本日は読んで活力につながった本の中から

『賢者の書』(喜多川 泰 著)

を紹介します。 

 

本書の概要

タイトル他

『賢者の書』

出版社 ‏ : ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日 ‏ : 2009/8/5
本の長さ ‏ : 165ページ

2022年7月時点で、Kindle Unlimitedの対象になっています。

著者

喜多川 泰(きたがわやすし)著

著者は喜多川 泰 さんです。

私は最近になり知りましたが、著者は本書をデビュー作として、

以後数々の小説を執筆し、世に送り出している方です。

概要

14歳の少年サイードが9人の賢者と出会う旅をしながら

それぞれの賢者から教えを乞いながら、成長していくストーリーです。

 

9人の賢者の教えは次の通り。

  1. 行動
  2. 可能性
  3. 自尊心と他尊心(本の中で作られた表現)
  4. 目標
  5. 投資
  6. 幸福
  7. 言葉
  8. 感謝

項目だけ並べましたが、詳しい内容を話すと

本そのものを公開する形になってしまうため、割愛します。

以下、本書を読んだ私の所見、学びポイントを紹介していきます。

 

学びポイント

 

本書は物語調なので、あまり自己啓発の色を感じませんが、

中身を読み進めていくと、自己啓発本そのもので、びっくりしました。

正直「自己啓発本」よりも本書のような形式の方が

メッセージ性が柔らかいものの、スッと中身が入ってくる感じがしました。

小説以外の本が苦手で、自己啓発本やビジネス本は続かない

という方にお薦めしたい内容です。

 

本書を通じ、いくつか私なりの学びポイントがありましたので、

ピックアップしてお届けします!

 

自尊心と他尊心

「他尊心」という表現が新鮮で、私個人では、この内容が非常に頭に残りました!

印象的なフレーズを以下引用しながら、私見を述べていきます。

 

他尊心という言葉について、本書の中で

世の中のすべての人間は自分の知らないものまで含めて
一人一人が大いなる力を持つことを許された
無限の可能性を持つかけがえのない存在である

そのことを知りすべての他人を尊重すること、これが他尊心である

と表しています。

他尊心という造語は初めて目にしましたが、

他者に敬意をもって接することの重要性を端的に表している表現だと感じました。

そのうえで、

人生を素晴らしいものにするためには、

これ以上ないほど自尊心を高めなければならないということだが、条件がある。

自尊心と同じ高さまで他尊心を高める必要があると言うことだ。

と自尊心と他尊心を同じレベルにすることの重要性を説いています。

自分を過度に卑下することなく、誇張することなく、

「ありのまま」に受け入れ、他者と対等に接する

という内容は出来るようで出来ないことだと感じましたが、

私自身も日々の生活でこれから意識して過ごしたいと思いました。

 

どんな人間になりたいのか?

「何になりたいか」ではなく、「どうなりたいか」

このフレーズには非常に考えさせられました。

大切なのは、何になりたいのかではないのだ。

何になろうともかまわんが、どんな人間になりたいのかなのだ。

いやもちろん、何になりたいのかを考えること自体は悪いことではない、

ただ、それを考えたとしても、どんなそれになりたいのかを考えなければ、幸せを手にすることはできないのだよ。

そういう人たちにとっては、昔は職業選択の自由がなかったから、必然的に獲得できた心、精神力の強さが、今では、どんな仕事でもできるという自由があるがゆえに、獲得できないという皮肉な状態になってしまっているんだ

職業に限らず、今は表面上自由を謳っているものが増えているように感じますが、

実は自由なのではなく、逆に不自由になっている面があるとも思いました。

「どうなりたいか」考えている場面が少ないと、改めて感じるようになりました。

 

言葉

言葉の力はすごい大きいなと感じる場面が私自身増えてきた中、

本書に書かれている「言葉」の内容が刺さりました。

 

抜粋ですが、

その人に起こるすべての出来事はその人が発したり心の中で描いたりする言葉に起因する

今日1日思ったり使ったりする言葉は成功が約束されたものがきっと使うだろうと思えるような言葉でなければならない

等、安易に言葉を使わないことが大事だなと感じさせてくれる内容が多かったです。

言葉遣いは自分の鏡でもあると思うので、

改めて気を付けながら日々過ごしていきたいと思います。

 

まとめ

 

今回は喜多川 泰さんの「賢者の書」を通じ

私なりに学んだことを記事にしてお届けしました。


今の時代、メンタルヘルスやストレスに関する知識は

業務知見以上に仕事を継続するうえで必要だと感じています。

体調がよくないと仕事自体やプライベートも快適に生活できないと考えるためです。

 


本書は、上段でも述べましたが、

物語調である一方、中身が自己啓発の内容でしたが、

「物語調の方が伝わりやすいものも多いな、、」

と感じるきっかけにもなりました。

関連記事や本書のリンクは一番下に貼りましたので、

ご興味のある方は是非見て頂ければと思います。

 

以上、参考になれば嬉しいです!

また次回の記事でお会いしましょう!

関連記事:

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