1日1冊の本を読んで感じた「ビジネス書を読むときに意識すると違うコツ」
こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!
日頃、ビジネス書を読む機会は結構あると思いますが、
ビジネス書を読んだまま忘れてしまっていませんか?
今回はビジネス書を読むときに意識すると違うコツというテーマで書いていきます。
以前読んだ『知識を操る超読書術』(メンタリストDaiGo 著)のフレーズに
本を読むときに意識すると良いコツみたいな話が書いてあり、
面白いトピックだなと感じたからです。
この記事を通じて、「ビジネス書」を読んで内容が残らないなと感じている方の
参考になれば良いなと思っております。
本記事の参考にした本
本題に入る前に、本記事を作るにあたり、参考にした本を簡単に紹介します。
タイトル
『知識を操る超読書術』(メンタリストDaiGo 著)
本書の概要
「読書術」をテーマに以下の構成で書かれています
- 読書にまつわる3つのフェイク
- 読書の質を高める3つの準備
- 記憶力と理解力を高める5つの読み方
- 知識を自在に操る3つのアウトプット
著者
著者は メンタリストDaiGo さんです。
日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演しているDaiGoさんですが、
ご自身で毎日10~20冊の本を読む多読の方です。
以下にリンクを貼りましたので、宜しければ実際に手に取ってみてください。
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価格:1,540円 |
ビジネス書を読むときに意識すると違うコツ
私はこの本の以下フレーズに書いていることをやってみて、
「本を読むときに意識すると違うな」と感じましたので、そのフレーズを紹介します。
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「なぜ、この本を読もうと思ったのか?」 「この本から何を得たいのか?」 「読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか?」 そうか。自分は「これ」が欲しいからこの本を手に取ったのだ、と。 その結果、本への興味を取り戻すことができ、自分にとっておもしろい内容が書かれているはずだという期待も高まり、集中力が戻ってくるのです。
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多くの場合、タイトルや表紙をみて本を買うか決めているかと思います。
その際、タイトル名にはそのとき自分の感じていた悩みや知りたいことに関するフレーズが入っているかと思います。
然しながら、読み進めていくとタイトルをみて感じたことがだんだん薄れていき
読んだ後には「なぜこの本を買ったのか?」と思ったり
「内容が出てこない」といった感じになってしまいます。
私も以前はこういう経験をして、「無駄にお金を払ってしまったな」なんて経験もしました。
そこでこの本を読んでから、
- なぜ、この本を読もうと思ったのか?
- この本から何を得たいのか?
- 読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか?
の3点を意識して、読むようにしましたが、
私自身、本の読み方が変わったと感じています。
具体的には、
本を読むときには何かしらの悩みや知りたいことがあるので、
折に触れ読む目的に立ち返ると、
読んだ内容で新しいことに出会ったときに残りやすい
ということです。
ここで私の最近読んだ本で、具体的に書いてみます。
『仕事が速い人はどんなメールを書いているのか』(平野友朗 著)
なぜ、この本を読もうと思ったのか? :メールの書き方が仕事の良し悪しに影響していると感じる機会が増えたため
この本から何を得たいのか?:メールのやり取りをより円滑にする方法を取得したい
読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか?:読む前よりも相手に伝わるメールを実践で使える状態にする
『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』(リンダ・グラットン, アンドリュー・スコット, 池村 千秋 著)
なぜ、この本を読もうと思ったのか? :Twitterで流れるタイムライン上におすすめの本と紹介されていたため
この本から何を得たいのか?:老後までの人生戦略として筆者は何を考えているのか
読んだ後、どういう状態になりたいと願っているのか?:筆者の価値観を学んだうえで、自分の生活に生かせそうなトピックでいくつか実践している状態
こんな感じですが、いかがでしょうか。
このように「読むと決めた理由」「読む目的」「読んだあとの将来像」を意識しながら 読み進めると、3点に近い内容が出てきたときに頭に残りやすくなります。
そうすると、「ビジネス書」を読んで内容が残らないケースは自然と少なくなります。
私自身、今でこそ平均的には1日1冊を読むほどの本好きになりましたが、この読み方はすごく大事だと感じています。
是非、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか?
留意点
最後に、『知識を操る超読書術』(メンタリストDaiGo 著)と私で少し主張を変えていますので、その点について言及します。
『知識を操る超読書術』(メンタリストDaiGo 著)では読む本の対象として「ビジネス書」と限定はしていませんが、 本記事では「ビジネス書」と敢えて限定して書いています。
その理由は小説や雑誌でも全く当てはまらない考え方ではないと思いますが、 タイトルに惹かれる理由が「ビジネス書」の場合、 悩みや知りたいことにより一層フォーカスが当たっているかと思っているためです。
どういうことかという意味で一例を挙げると、
「知識を操る超読書術」の場合には 本を読むことに課題を感じている方となりますが、
「1984」(有名なイギリスのSF小説です)の場合には タイトルから本を読んでどういった課題が解決するかというメッセージ性は伝わってこないかなと思っています。
まとめ
今回はビジネス書を読むときに意識すると違うコツをテーマに記事にしました。
本で得た知見や体験談は身近に生かせる場面が多いので、
読んで終わりとするのでは少しもったいない面もある気がします。
私はこうしたノウハウを実践してみることで
「なぜ自分はこの本を読んでいるんだ」とか
「読んだ先に何があるのか」とか考えていた時間がだいぶなくなったと思います。
私と同じように悶々と本を読んでしまうことがあるひとは
この3点を紙に書いたり携帯のメモ帳にメモしたりしながら、
本を読み進めると良いかと思いますので、是非お試しいただければと思います。
それでは、次回の記事でお会いしましょう!