【本・読書】『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』(厚切りジェイソン著)~頑張るとは何か?~
こんにちは!きくのすけ(Kikunosuke)です!
本日は読んで活力につながった本の中から
『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』(厚切りジェイソン 著)
を紹介します。
本書の概要
タイトル他
『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』
出版社 : ぴあ
発売日 :2015/11/5
本の長さ:191ページ
2022年8月時点で、Kindle Unlimitedの対象になっています。
著者
著者は芸人×IT企業役員の厚切りジェイソンです。
最近はあまり見なくなりましたが、
「Why Japanese people?」と叫ぶ芸風で一世を風靡しました。
私と同世代だったことを知り、少し意外に感じました。
概要
本書では厚切りジェイソンさんが日本人のおかしいと思う感覚や日々の疑問を
自分の言葉で芸風さながらに回答する内容です。
第1章 仕事・学業 編
第2章 人間関係 編
第3章 社会 編
第4章 夢 編
第5章 哲学 編
第6章 人気ツイート集
本書を読みながら、「お笑い芸人」としての厚切りジェイソンさんとは違った
姿を見ることが出来たような気がしました。
以下、本書を通じ、私なりの学びポイントがありましたので、
ピックアップしてお届けします!
学びポイント
本書内で伝えていること
厚切りジェイソンさんは著書の中で以下のようなフレーズを残しています。
「努力は他人のためじゃなく、自分のためにするんだ。
そして頑張ったかどうかは、まわりじゃなく自分で決めることだよ。」
この文の前には
「褒められなきゃ伸びないのなら、褒められたところで、成長は止まる」
とも書かれています。
今まで意識してこなかったですが、私は上記のフレーズから
「頑張る」や「褒める」ということは
たしかに周りから受けるフィードバックのように捉える傾向があると感じました。
今回紹介した「頑張る」というフレーズについて、
以下私の視点を掘り下げていきます。
学びポイント:頑張るという言葉は自分のため
よく「頑張る」という言葉を相手に使ったり、自分でも使ったりしますが、
「頑張る」という言葉の意味を正しく理解しているケースは少ないのではと感じます。
まず辞書的な意味で調べると、「頑張る」という言葉は
- 困難にめげないで我慢してやり抜く
- 自分の考え・意志をどこまでも通そうとする
という内容の言葉です(引用:デジタル大辞泉)。
上記の意味を踏まえると、
「頑張る」という言葉にある「我慢してやり抜いたか」「自分の意志を通したか」は
あくまで自分でしかわかりません。
日常生活でよく、
「1.(仕事場でのフィードバック時に)あなたはAさんと比べ、頑張っていない」
とか
「2.この仕事、明日までに頑張って仕上げてね」
とか話してしまいますが、
頑張っているか否かは自分でしかわからないという話になります。
つまり
1. の場合の「頑張る」は他人と比較しているという意味で
2. の場合の「頑張る」は仕事の依頼をしている人の尺度で「頑張る」という言葉を使っているという意味で
それぞれ違った使い方になると考えます。
実際のところ、日常で2つともよく目にする使い方ですが、
言葉を受け取った側からすると、勝手に他者の目が入ってくるという点で
気分の良いものにはなりにくいと思います。
この内容から
相手とのコミュニケーションのときに、
相手に対し「頑張る」というワードを使うのはよくない(適さない)
と意識してみると、今までと少し違った相手との関係構築ができるようになるのでは
と学ぶことが出来たと思っています。
まとめ~言葉の意味を考えながら、相手との会話をしてみよう~
今回は
『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』(厚切りジェイソン著)のフレーズから
「頑張る」という言葉について、記事にしました。
「頑張る」という言葉は自分でしかわからない概念なので、
自分で「頑張った」と思えば良く、SNSや対面の場で比較しながら使うものではない
と私自身改めて気付くきっかけになりました。
この気付きを生かしながら、日々の活動を進めていこうと思います。
厚切りジェイソンさんは最近出した「お金」にまつわる本が話題になっていますが、
今回ご紹介した本も全体的に熱いメッセージが伝わる内容かつ
平易な口語体で書かれていて読みやすいと思いますので、
興味ある方は是非読んでみてください。
以上、参考にしていただければ嬉しいです。
それでは次回の記事でお会いしましょう!
![]() |
新品価格 |
![]() |
日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy [ 厚切りジェイソン ] 価格:1,320円 |